Soul-Searching Travel !!

アメリカ旅行の思い出(2014年9月2日〜11月28日)

眠れる獅子はいま.......

f:id:RY1201:20140906211522j:plain

航空券の代金が他のどの航空会社のものよりも安く、一方でサービスなどで良い評判を聞かないエア・チャイナ。学生の貧乏トラベラーにとっては、とにかく「落ちなければ」それで良い。

合計で約15時間の空の旅。結果から言うと、ネットでの評判ほど悪いものでもなかった。CAは英語が通じる、トイレはキレイ、機内食も食べられる(そんなに美味しくなかったが......)し、映画も見られる。値段を考えると、これで充分。

f:id:RY1201:20140906211706j:plain

f:id:RY1201:20140906211747j:plain

気になるとすれば、他の搭乗者たち。エア・チャイナなだけに、当然搭乗者の多くは中国人。世界経済を牽引する彼らはとてもエネルギッシュ!

・隣に座っていた男性3人組は北京からニューヨークまでの約13時間を終始しゃべり倒した。まるで居酒屋かのような声量でしゃべりまくる。元気だな......

・当然だけどフライト中に3〜4回ほど、CAがキャリーに積んだドリンクを運んで来てくれる。ところがなんとフライト中盤あたりから中国人たちが勝手にCAのスペースに行ってドリンクをそこから持ち出して来るように......ここにドリンクバーが自然発生。っていうかあのCAがいつもいるゾーンって勝手に入っていい場所なのだろうか。特に怒られている様子もない.......エア・チャイナはドリンクバー方式なのだろうか。

・前の席には頭の禿げあがった50歳くらいのおじさん。4時間に1回ほどのペースでCAが乗客のゴミを回収するため総出になる、その隙を見てドリンクバーからビールを奪取、仲間に「手に入れてやったぜ」と自慢せんがばかりのジェスチャー。

・CAが、休憩中なのか皆同じカップラーメンを食べていた。しかも乗客から見えるところで...,...

・なぜか中央の小スペースに人がわらわら出てきて、立ち話を始める。その中でもあるおじさんは人前で上のティーシャツをかきあげながら腹をかきむしり、よく肥えた腹を恥ずかしげもなくあらわにする。

・フライト中も座席頭上の大荷物を載せるボックスを開閉しまくる。そして、開けっ放しにして立ち去る。
 
・おしぼりが中国の匂いがする。言葉で言い表せません。ただ、嗅いだ人は全員きっと「中国だ」ってなるはず。

f:id:RY1201:20140906211627j:plain

・着陸後、席から立ち上がり始めるタイミングが明らかに早い。まだスピードが出ている頃から構わず立ち上がって帰り支度をする。

上から目線で散々書きたてたが、全て本当のことだからしょうがない。これも文化の違い。この大胆さが中国の強さなのかもしれない。